―――それは放課後の出来事。

白と黄が。
「どうした、こんなところで」
―――どうだっていいはずのことなのに気になった。
だから……行動を起こした。
「でも……それでもいいんです」
―――余計なものはいらない、必要なのはとても簡単なことなんですから。

橙と翠が。
「いいかげん気がつけよ」
―――何で私はこんなことしてるんだ。……でも
「おおきにな」
―――気持ちを軽くしてくれた感謝を込めてウチは紡ぐ。

藤と黄が。
「もう一度きかせていただけませんか」
―――貴女の過ごしてきたものを知りたい。だから……
「お前もそうじゃないか?」
―――立場は違えど同じではないかと。

ぶつかり、寄り添い交差する。

それは一つ一つの線が交差して動き始める放課後の物語。


Cross After School 2



表紙・挿絵 ひなせめぐる様


表紙インクジェット 本文レーザー
24P 200円

花-04 気まぐれ工房 蒼

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